日本蜜蜂(編集中)

日本蜜蜂とは?

日本には、蜜蜂が、2種類生息しています。

蜂蜜を採るために人に飼われている西洋蜜蜂と、遥か昔から日本に生息している野生種の日本蜜蜂です。

西洋蜜蜂は、この日本では、人が守りながら飼わなければ生きて行けません。
なぜか、というと、蜜蜂の最大の敵、世界最大の蜂 オオスズメバチがいるからです。西洋蜜蜂は、オオスズメバチが襲ってくると勇敢にも立ち向かいます。それも1匹づつ。なので、オオスズメバチに全滅してしまいます。
だから、人間が助けてやらなければなりません。
その他にも、日本にいるダニなどから守るため人の手助けが必要となります。

昔からいる日本蜜蜂は、オオスズメバチに対しても身を守る術を知っています。
まず、巣の中に籠城をします。
巣門が小さくオオスズメバチが入ってこれなければそのままオオスズメバチが諦めて巣から離れるまで籠城します。
しかし、巣の中に入ってこられると、1匹ならば、熱殺蜂球でオオスズメバチを返り討ちにしてしまいますが、多くのオオスズメバチが入ってくると、熱殺蜂球では、間に合いません。
ですから巣から日本蜜蜂が逃げ出して、新しい巣を探してそこでまた、営巣します。

オオスズメバチは、悪者のように思われがちですが、そうではありません。
蜜蜂だけでなく色々な虫も捕食します。野菜につく虫も捕食しますので、農家にとっては、益虫でもあります。

そうしたことから、オオスズメバチを何十匹、何百匹殺すことは、自然の営みから言えば、いかがなものかと思います。

確かに、あのオオスズメバチが近くを飛ぶときのブーンという低音の羽音を聞くと首をすくめたり、そこから逃げたりしてしまいます。

蜜蜂の話からオオスズメバチの話になってしまいました。

日本蜜蜂とは、古来から日本に生息して花の蜜を集めて蜂蜜を作る昆虫です。

初めての捕獲

捕獲時期というのは、分蜂時期になります。
日本蜜蜂の分蜂は、この京丹波町では、おおよそ3月下旬から5月上旬です。

私が日本ミツバチを初めて捕獲したのは、2020年5月3日です。正確には、5月3日は、入居した確認日です。
なので、入居したのは、5月3日以前の1週間になります。

2020/5/3 はじめての日本蜜蜂

捕獲というよりも日本蜜蜂が、私の待ち箱を選んで入ってくれました。
このような入り方を自然入居と言います。

日本蜜蜂を捕獲するために待ち箱を設置したのは、この1年前の2019年6月でした。
当時は、待ち箱の構造がわからないので、ネットで週末養蜂のスタートキットを購入し、設置しました。
場所は、京都府京丹波町です。10年ほど前に、果樹園を始めた小さな土地になります。廻りに民家は、ありません。
待ち箱の構造については、一度現物を見るとだいたいわかります。それほど難しい構造ではありません。それと、YouTubeを参考にして、3セットの待ち箱を製作しました。
製作した待ち箱は、すぐに京丹波町に設置しました。しかし、時期は、6月です。分蜂の時期は、すでに終わっていますのでその年の入居はありませんでした。

翌年の2020年3月下旬、果樹園に3セットの待ち箱に待ち箱ルアーという日本蜜蜂の捕獲用の誘引剤を取り付けて準備をしました。上の写真の網の袋に入っているのが待ち箱ルアーです。2個ついてますが、左側面のものは、去年のルアーです。効力は、もうありません。
それから、毎日曜日に果樹園に通いましたが、日本蜜蜂の入居する確率が最も高い4月は、何の変化もありませんでした。
分蜂の時期がだんだんと終わりに近づいた5月3日に果樹園に行くと、待ち箱の1つからハエのような虫が、出入りしていました。中には、足に花粉団子をつけたものも出入りしてます。
『これが、日本蜜蜂か!』と、まじまじ見つめてしまいました。本物の日本蜜蜂を近くで、じっくり見るのは、初めての経験です。
蜜蜂は、黄色っぽいイメージがあったのですが、ちょっと黒い、ぱっと見は、ハエのような、しかし、おなかは、縞々模様があるので、ハエとは、違うとわかります。

非常に嬉しく思い、ちょうど、ゴールデンウィークなので、その期間中は、毎日その様子を見に行きました。

日本蜜蜂の分蜂

この写真は、2022年4月17日の分蜂の様子です。
ブーンという羽音の集合体とともに、付近一帯は、日本蜜蜂だらけになります。

分蜂とは、・・・・続く・・・

日本蜜蜂のハチミツのある暮らし

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